60代女性:肩の痛み

来院動機

一週間前、転倒し肩甲骨を打った。三日ほど経ち違和感が出始めた。その翌日から痛みがかなり増したため来院。

問診内容

痛みのきっかけ・動作時痛

肩関節の外転、外旋動作ができず、肘も曲げることが出来ない。また、痛みにより睡眠もなかなか取れない。

 

 

初回施術

症状別矯正にて、まず、疼痛部周辺に対して特殊なローラーを用いた施術を行った。次に、運動療法を用いて肩関節にアプローチした。

施術後、痛みは2割ほどに減った。

疼痛部にアイシングも行った。

 

2回目の施術

二日後に来院。

肩の外旋動作時の痛みは前回と比べると少し和らいだ。外転動作また出来ず、新たに挙上した時の痛みが出始めた。

前回に引き続き、疼痛部にローラー処置とアイシングをした。

 

 

3回目の施術

四日後に来院。

来院する二日前から痛みがかなり減った。しかしまだ、可動域が悪く外転の動作が一番痛みを伴う。

引き続き症状別の矯正を行なった。

5回目の施術

痛みはほぼなくなったが、腕の角度によってはまだ少し痛みがでる。

日常生活では、顔が洗えるようになったり横向きでも寝れるようなった。

施術後、肩関節に効く体操を指導した。

10回目の施術

痛みは無くなった。日常生活でもほとんど問題は無くなったが、反対の肩と比べると力の入れにくさがあるので、治療を継続していく。

経過

肩の可動域制限があるため現在では鍼の治療も併せて行なっている。

今では、痛みはほぼ無くなり日常生活では、気にならない所まできている。

なので、メンテナンスとして、痛みの再発しない身体作りを目指して治療を行っている。